富士山麓・朝原高原の世界一の循環型トイレ
バイオマス・トイレの特長は、無臭・無排水・無汚泥・無導管・無薬品使用の循環水洗トイレです。バイオマス・トイレは使用回数によって処理装置を設計します。最大は富士山麓・朝霧公園のトイレで便器数=126基一日最高12000回使用で設計されており、7年間で約40万回使用されています。
富士聖地は月1回のイベントで1万人集会用です。平日は50〜100回が利用されているように変動幅が大きい場合でも利用できるように自由に設計することが出来ます。このトイレは災害対応、トイレ・ハイウェイのパーキングエリアトイレ・観光地トイレそして学校トイレのモデルになります。災害対策は、『使いながらの備蓄』という視点が求められます。
関西PGSでは、様々な立地条件に対応策をご提供いたします。
災害時に活躍するコンテナ型バイオマス・トイレ
東日本大震災で開発したのがバイオマス・トイレ技術を適用した【移動式循環水洗トイレ】です。
20フィートコンテナを基幹容器とし、半分をトイレ(大便器3基+小便器2基)とし、その裏側半分を《し尿処理装置》とし、水洗水は浄化後に循環使用されます。
災害イベント時は現場へ運び、即利用が可能で、平常時は公園トイレ・公衆トイレとして利用します。し尿処理部(曝気槽・脱色槽・貯水槽)は独自装置として「小規模地域水洗化の浄化槽」に利用できます(この場合複数器を連結すれば使用人数増可能です)。大量製造で低コスト化が目指せます。電気が必要(日本=100V)。緊急時は小型発電機で対応します(各国の規格にも対応します)。水は稼働開始時のみ必要(後は循環使用します)。
静岡県蒲原町 中尾羽根川親水公園
浦原町モデルの特長は、従来の常識(活性汚泥法)から、全く新しい発想で(BF法)を採用することによって、
なりました。
公園トイレ・公衆トイレとして下水道管のない場所にも設置される「下水処理装置付トイレ」です。小設置面積・省メンテナンスを実現させました。2003年から今日まで一度の汲み取りもせず稼働を続けています。
京都丹後半島 海と星の見える丘公園
循環型社会の実現・若狭湾の水質保全を目指すために設置されました。「丹後海と星の見える丘」の中の、地球デザインスクール、公共都市公園、臨時生活関連施設の3施設に導入されています。
静岡県富士市河川敷公園内
納入時期:2020年2月
納入数:1基
備考:ユニバーサルデザイン仕様
福島県南相馬市農園内
納入時期:2018年11月
納入数:1基
備考:メンテナンス契約なしで販売
静岡市内仮設現場事務所
納入時期:2021年1月〜
納入数:1基
備考:レンタル販売
愛知県名古屋市某大学敷地内
納入時期:2020年3月
納入数:2基
岐阜県乗鞍高原 五色ヶ原
乗鞍高原の谷間は急斜面・太陽光も日照時間が短く、太陽光発電が不可能なので小川の水を利用したマイクロ発電を行っています。冬期は雪が多く稼働期間は約半年間です。そのために合併浄化槽は「微生物の働きが一定するのに6ヶ月必要」なので使われず、この心配がないバイオマス・トイレがコンペで採用されました。里山保全にも寄与しました。このように地形や地域特性に合わせた設計も自由に行うことができます。デザインも地域特性を活かします。
バイオマス・トイレ 主な設置事例
世界最大規模トイレ LARGEST SCALE | 富士山麓・朝霧高原(便器数 126 基) |
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山岳・山間・登山口トイレ MOUNTAINS | 山梨県韮崎市登山口大分県弥生町絆の森 山形県山形市荒巻キャンプ場 東京都八王子市炭焼き小屋 岐阜県高山市乗鞍高原 山梨県丹波山登山口 |
公園トイレ PARK | 岩手県滝沢森林公園 大阪府妙見の里 京都府海と星の見える丘公園 岐阜県飛騨市芭蕉公園 岩手県住田町森林公園(2ヶ所) 高知県佐川町公園 山梨県昭和町親水公園 京都丹後町公園 岡山県津山市横野滝公園 |
休憩所トイレ REST AREA | 福井県敦賀市温泉会館駐車場 福井県敦賀市 JR駅休憩所 群馬県学校休憩所 京都府地球デザインスクール |
移動式トイレ MOVABLE | 岩手県陸前高田市被災地 |
関連企業政策トイレ AFFILIATED COMPANY | 兵庫県尼崎市清掃車洗車場 長野県諏訪市工場 民間企業工事現場 約30ヶ所(関連企業製作分) |